お湯に浸かる

どうにかなれ

回る生活

 

 

一人暮らしを始めて五ヶ月ほど。自分の不甲斐なさにやるせなくなったりしながらとりあえず生命を継続できた。

定期的にぶわーっと自分が嫌になる。なんでこんな簡単なことがうまくできないんだろう、とかなんでさっきまで考えていたやることを忘れてしまうんだろうとか。
嫌になって落ち込んでも一人なので生活をしなければならない。いやいやと転がっていてもお腹は空くから何か食べないと余計に気分は沈むし、汚すぎて目を背けたくなっても生ゴミは捨てないと悪化する。誰も私の代わりに生活を営んではくれない。

生きるってこんなに大変なんだって毎日思う。急に虚しくなっては天井を眺め、たまに仕事サボりたいなと思いながらも職場へ向かう。
生きるためにはお金がいる。お金を稼ぐためには私は仕事をしなければならない。
自分の仕事嫌だなって感情は相当贅沢なものだと思う。私のスペックには見合わない待遇。なのに急に嫌になる。昔からそう。
他責感覚がずっと抜けない。逃げ癖は一生付き合うんだろうなと思う。環境が悪いのではなく自分のだらしなさがダメなのだと日々感じる。
仕事は楽しい。本当にそう思っているのに逃げちゃおうかなとか考えてしまう自分をどうすれば殺すことができるのだろうか。

 

五ヶ月とりあえず生活し続けられたので、自分なりに生きる方法をメモしておく。
・平日は一汁が作れたら偉業
四月は一ヶ月間毎日味噌汁を作り続けた。お味噌汁というのはすごくて毎日飲んでいても飽きないし、とりあえずなんでもいいから野菜を入れて煮てお肉を適当に入れて、そこに味噌を溶かせばできる。
・平日は何もしなくてもなんとかなる
掃除ができなくても死ぬことはないし、必要最低限の衛生的な掃除だけすればいける。本当に面倒だけど生ゴミ系だけはこまめに管理した方が良い。放置すればするほど最悪な結果を生む。死ぬかもしれないからこれだけはやる。あとは休日に任せる。
・苦手な家事はできるだけ簡単にする
私はとにかく洗濯物を畳むのが嫌いなので、ほとんど畳んでいない。乾いた服はハンガーだけ変えてハンガーラックにかける。これだけで人生が変わる。下着も下着専用のボックスに適当に投げ込んでいるけれど困ったことはない。
嫌いだった食器洗いはなぜかできるようになった。その日に使った食器はその日のうちに洗うをなるべく行っている。
・やる気がある時にやれることは全部する
とにかく気分屋でやる気がある時はいろんなことがガーッとできるので、できる時にやってしまう。ちょっとぐらい家事が溜まってもやる気がある時のやる気は結構すごいので片付く。
・ルールを決めない
もはやこれに限る気がしている。メモとして色々書いたけど、私は自分で自分にルールを課せば課すほど飽きるのでやりたいことをやるようにしている。

 

ぐだぐだ書いたが今日はハッピーセットを買ってハチワレシールを出せたのでテンションは割と高い。でも夕方に自分で自分に呆れる案件が二件立て続き嫌になってしまった。
もう少し一人暮らしの時間が長くなればこういうのもマシになるのかなと思うけど、自分はずっとこうなのでずっとこうなのかなと思う気持ちもある。

休日は一瞬で終わる。明日から仕事。生活を繰り返そう。